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Book Club
/Lobsterr Podcast公開収録
Rinnai Aoyama イベントレポート
2025年7月にオープンした「Rinnai Aoyama」1周年記念イベントが2日間にわたり開催されました。
2日目の2026年7月11日には「Lobsterr」のお二人をゲストに、Book ClubとPodcast公開収録を開催しました。
ゲスト:佐々木康裕、岡橋惇
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Rinnai Aoyama 1周年記念イベント2日目は、ショールームでゆったりと過ごしながら「暮らし」に思いを巡らせる時間が作れないかと考え、「ブッククラブ(読書会)」を企画しました。
編集チームがピックアップした話題を毎週ニュースレターとPodcastで届けてくれるメディア「Lobsterr」が、過去にブッククラブについて取り上げていたこともあり、今回ゲストとしてお越しいただくことになりました。
近年、多様な形式やテーマで開催されるようになった「ブッククラブ」ですが、本企画では一冊の課題図書を参加者全員で対話を通じて考える形式を採用しました。

「道具の形の背後に思いを巡らせる」
今回イベントを行うにあたり「暮らし」をテーマに選書いただき、課題図書はヘンリー・ペトロスキー 著作「フォークの歯はなぜ四本になったか」が指定されました。
ブッククラブは、こちらの本を中心にすえながら、Lobsterrの二人と抽選で選ばれた10名の参加者の皆様にご歓談いただきました。
Lobsterr 佐々木さんは選定理由として:
「暮らしの道具を所与のものとして受け取るのではなく、その形がどのような経緯で今の形に落ち着いたのかを、一度歴史的に辿ってみたかったからです。著者のヘンリー・ペトロスキーは、フォークの歯が4本になった過程を、洗練されたデザインの成果としてではなく、無数の失敗と改良の積み重ねの結果として描いています。ペーパークリップやジッパー、缶切りなど、私たちが当たり前のように使っている道具の多くも同様に、「うまくいかなかった」という経験の集積として今の形に至っている、という視点です。この視点を借りると、「暮らし」というテーマは、心地よい道具や心地よい生活様式を紹介する話というよりも、道具の形の背後にある試行錯誤の歴史を読み解く話になります。同時に、今使っている道具の形も、まだ更新の途中にある一時的な解答に過ぎない、とも言えます。道具を受け取る側ではなく、道具を作る側・更新する側に一度立ってみる、という想像も皆さんと一緒にしてみたいと思います。」
全国各地から集まった参加者による冒頭の自己紹介に続き、読書中・読後の感想共有へと進む中で、Lobsterrのお二人はさまざまな角度から話題を引き出しました。
初対面同士でも活発な対話が生まれ、会場では「初めて会った人とここまで盛り上がるとは」との驚きの声も聞かれました。今回のブッククラブは明確な結論を出す場ではなく、参加者が新たな「問い」を持ち帰る場となり、多様な視点が交差することで日常の風景や道具の見え方が豊かに広がったのではないでしょうか。


Lobsterr Podcast 公開収録
1日の締めくくりとして、Lobsterrにとって初の公開Podcast収録を実施しました。普段は画面越しで配信収録するというお二人にとって、目の前にリスナーがいる状況での収録は新鮮な体験となり、和やかな雰囲気の中で真剣に対話が交わされました。
今回は「暮らし」をテーマに、この1年間のLobsterr Letterで取り上げてきた話題を振り返りながらお話しいただきました。後半には、会場にお越しいただいたリスナーの皆様からのQ&Aセッションも行われ、リスナーとの活発なコミュニケーションが見られました。
当日の様子は 「Lobsterr FM eps.193 : A Year in Review at Rinnai Aoyama 」にて配信されています。(Lobsterr Webサイト下部よりアクセスが可能です。)

クリエイティブとビジネスを越境するビジネスデザイナー。クリエイティブファームに所属し、幅広い業界でコンサルティングプロジェクトを手がけている。ベネディクト・エヴァンスのニュースレターの大ファンで、Lobsterrの発起人。Lobsterrを通じて、「文章を書く仕事をしたい」という学生時代の夢を叶えている。
『MONOCLE』で編集長のアシスタントとしてキャリアをスタート。Winkreativeやコンサルティングファームなどを経て、ストラテジックデザイナーとして新規事業・ブランド開発に携わる。Lobsterrでは音楽とポッドキャスト担当。2児の父で、Lobsterrでも「家族」や「ペアレンティング」をテーマに文章を書いている。大のニュースレター好き。




